2020.01.14
複合機・コピー機|見積もり・相見積もりを取るべきメーカー7社を徹底比較
ほとんどの企業で利用されている、複合機・コピー機。
しかし、必要以上の機種数を契約していたり、ミスプリントや必要のないFAXのコピーなどにより、無駄なコストがかかってしまっていることも少なくありません。
自社に必要な付属機能の有無や運用に無駄がないかを見直し、適切なサプライヤーに切り替えることでコストを削減できる可能性があります。場合によっては、サプライヤーを変えなくても、条件を交渉することによりコスト削減が実現できることも。
本記事では、複合機・コピー機の主要なサプライヤーをご紹介します。
この機会に、自社の複合機・コピー機に関する費用を見直してみてはいかがでしょうか?
TEXT BY Leaner Magazine編集部
サプライヤーを比較する前に気を付けるべき2つのこと
コストを継続的に低く抑えるためには、サプライヤーを比較する前にすべきことが大きく2つあります。
①現状を把握する
比較の前に、まずは自社の複合機の契約状況・使用状況を確認しましょう。
現状をきちんと把握することで、サプライヤーを比較する際の基準を明確にでき、より自社に合ったサプライヤーを選ぶことができます。主に、以下のような確認項目があります。
契約状況
- 契約台数
- 部署ごとで異なるサプライヤーと契約していないか
- 料金(本体料金、カウンター料金、オプション料金)
- 契約期間
- 保守費用
使用状況
- 印刷枚数
- 白黒/カラーの割合
- オプションの利用状況
- 現場が不便・課題を感じていることはないか
②比較する基準を明確化する
何がどのくらい必要なのかを把握できたら、サプライヤーを「比較する基準」を作りましょう。
比較基準を明確にすることで、不要なサプライヤーに対して相見積を取る手間がなくなります。
複合機・コピー機のサプライヤー7選
Canon(キヤノン)
特徴
- 国内シェアNo.1
- 印刷速度が早い
- モニターの画質が良い
- インターネットを利用して複合機/レーザービームプリンター/大判プリンターの状態を常に見守り、快適な使用環境を提供するオンラインサポートサービス有
- 必要に応じて様々なオプション機能がつけられる
キヤノンは、国内シェアNo.1を誇るサプライヤーです。印刷の速さ、メンテナンスの速さ、使いやすさの全てで高い評価を得ています。
不要な印刷を減らすなどの出力制限をする上で、便利な機能も搭載できます。たとえば、メールサーバーを介することなくキャノン機器間で通信が可能なサービスです。印刷用紙や電気代など、拠点間のFAX通信に伴うコストを削減できます。
参考価格
カラー複合機の販売価格です。 Canon
*これらは相見積もり、交渉によって削減できる可能性があります。また、リースでの契約も可能です。保守費用・カウンター料金を含め総合的に判断しましょう。
RICOH(リコー)
特徴
- 保守拠点数が業界No.1
- 印刷クオリティが高い
- コンピュータセキュリティのための国際規格であるCC認証取得による高いセキュリティ
- 省エネにも対応した機器が多い
- アプリケーションサイトから、業務や用途に応じた機能をダウンロードできる
リコーは、保守拠点が最も多く、迅速なサポートに定評があります。複合機の使用頻度が高い企業におすすめです。
印刷クオリティーも高く、ほとんどの機器でオイルレストナーを用いているため、色彩再現度が高いことも特徴です。
コスト削減をサポートしてくれる機能もあります。節電が意識された設計や、コスト削減を補助してくれる専用アプリケーションを使用できます。
また、印刷ページ数、フルカラー印刷率、両面利用率を定期的にインフォメーション画面で確認できることも、コスト削減に有効です。
参考価格
一部のデジタルカラー複合機の販売価格です。 RICOH
*これらは相見積もり、交渉によって削減できる可能性があります。また、リースでの契約も可能です。保守費用・カウンター料金を含め総合的に判断しましょう。
Fuji Xerox(富士ゼロックス)
特徴
- カラーコピー機顧客満足度No.1
- 印刷クオリティーが高い
- 中小企業の経営力向上を支援する「経営革新等支援機関」として経済産業省に認定されている
- 各種アプリケーションを追加可能
富士ゼロックスは、複合機サプライヤーの中でもトップクラスの印刷クオリティーを誇っています。顧客満足度も高く、印刷の質を重視する企業におすすめです。
コスト削減の面でも様々なソリューションがあり、出力環境を最適化するための提案力に強みがあります。
参考価格
一部のカラー複合機の販売価格です。 Fuji Xerox
*これらは相見積もり、交渉によって削減できる可能性があります。また、リースでの契約も可能です。保守費用・カウンター料金を含め総合的に判断しましょう。
SHARP(シャープ)
特徴
- どんなオフィスにも合うシンプルなデザイン
- 省スペースで置き場所を選ばないデザイン
- 省エネにも対応
- 業界でのCC認証取得のパイオニアで、高いセキュリティ
シャープは、コンパクトなデザインに定評があり、あまり置き場を取らず使いやすいことが特徴です。
また、節電モードが搭載されており、設定時間に自動的に電源がOFFなるなど、コスト削減に便利な機能が備えられています。
参考価格
一部のデジタルフルカラー複合機の本体希望小売価格です。 SHARP
*これらは相見積もり、交渉によって削減できる可能性があります。また、リースでの契約も可能です。保守費用・カウンター料金を含め総合的に判断しましょう。
コニカミノルタ
特徴
- 機種の種類が多い
- クリエイティブなデザインで、A3カラー複合機のbizhubシリーズは2019年度グッドデザイン賞を受賞
- データ文書の管理など様々な機能が備わっている
コニカミノルタは、スタイリッシュなデザインに定評があります。オフィスをスタイリッシュに保ちたい会社におすすめです。
また、機器は企業の商用利用に特化しているため、様々な機種、管理ツールなど、付属機能が備わっています。
参考価格
コニカミノルタのカラー複合機の販売価格です。 KONICA MINOLTA
*これらは相見積もり、交渉によって削減できる可能性があります。また、リースでの契約も可能です。保守費用・カウンター料金を含め総合的に判断しましょう。
京セラ
特徴
- 耐久性に優れている
- コストパフォーマンスが高い
- 保守費用の削減をサポートしてくれる
京セラは、他社に比べ技術的な優位性を持っており、独自の素材を使った複合機で耐久性が高い作りになっています。
また、印刷コストの適正化に注力しているサプライヤーでもあります。たとえば、簡易的なメンテナンスをできるだけユーザーに任せることで、保守費用を抑えるしくみが導入されています。その他にも、黒と他の1色で印刷をする2色コピー機能を導入しています。「カラー印刷をしたいけれどコストも抑えたい」という会社には、おすすめです。
参考価格
一部のカラー複合機の販売価格です。 京セラ
*これらは相見積もり、交渉によって削減できる可能性があります。また、リースでの契約も可能です。保守費用・カウンター料金を含め総合的に判断しましょう。
TOSHIBA
特徴
- コピー用紙ではない特殊用紙への印刷が可能
- 本体価格が他社と比較して安い
TOSHIBAは、クリアフォルダーやマグネットシートなどのPOP印刷が多くの機種で可能です。販促POPが必要な企業には自社で印刷できるため、コスト削減余地があるかもしれません。また、本体価格は主要なサプライヤーの中で比較的安価です。
参考価格
TOSHIBAのカラー複合機の販売価格です。 TOSHIBA
*これらは相見積もり、交渉によって削減できる可能性があります。また、リースでの契約も可能です。保守費用・カウンター料金を含め総合的に判断しましょう。
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